宇宙&天体観測

一眼レフを使うなら知っておくべき《絞り値》《F値》とは

 

一眼レフカメラを持っているのなら「絞り値」「F値」の意味と特性をしっておくべきや!

ちなみに「絞り値」「F値」を同じ意味やで

 

絞り値とは

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絞り値またはF値とは

カメラのレンズの「光を取り込む穴」開き具合のことや!

これを数値化してF3.5とか、F11と言うふうに書くことが多い

それでF値とも呼ぶ人がおるで

これを調節することで仕上がる写真が全然違ってくるんや

絞り値の値が小さいほど「光を取り込む穴」は大きく

逆に絞り値が大きいほど「光を取り込む穴」は小さくなる

大きい時と小さい時の特性

絞り値 (F値)が大きい時と小さい時で写真に違いが現れてくる

それをわかりやすくまとめてくれてるんが次の画像や

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 この画像はデジタル一眼レフ初心者講座さんを参照にさせてもらってます

http://diji1.ehoh.net/contents/fti.html 

絞り値が大きい時

絞り値が大きい時、つまり「光を取り込む穴」が小さい時は

・ピントが合う範囲が広い(被写界深度が大きい)

・写真が全体的に暗くなる

一つ目のポイント

絞り値が大きいことでピントが合いやすくなる

はっきり全体的にピントがあった写真が撮りたいときに便利や

2つ目のポイント

写真が全体的に暗くなるのは「光を取り込む穴」が小さいせいでカメラに取り込む光の絶対量が少なくなってまうからや

でもこれは、昼間とか明るいとこでの撮影なら気にならないほど全然大丈夫!

ただスポーツや車などスピードが速いものを撮るときにも、ブレないためにシャッター速度を早くしないと行けない関係上、写真全体が暗くなってしまう

少し明るい場所でもスピードが速いものを撮る時は写真の明るさに気をつけよな

まとめると

昼間の集合写真撮影など、明るい場所でピントが合っててほしい場面で絞り値を大きくして撮影すれば良い

絞り値が小さい時

絞り値が小さい時、つまり「光を取り込む穴」が大きい時はさっきとは逆で

・ピントが合う範囲が狭い(被写界深度が小さい)

・写真が全体的に明るくなる

一つ目のポイント

ピントが合う範囲が狭くなる

これはデメリットになることもメリットになることもある

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こういう画像のように手前だけ(あるいは奥だけ)をピントを合わせて背景をボカすことも可能なんや

これは表現方法として簡単かつオシャレやから一度試してみてくれ

二つ目のポイント

写真全体が明るくなりやすいという点は絞り値が小さくなる、つまり「光を取り込む穴」が大きくなることでカメラに取り込む光の絶対量を多くすることで起こる

暗い場所や光を多く取り込みたいときに絞り値を小さくすればより良い写真が撮れるで

星空写真を撮る際など、暗いときに絞り値を小さくすると便利ってことやな!

レンズの性能と絞り値

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レンズの性能を示すパラメーターに絞り値(F値)が登場する

F3.5 – 6.3

とかなんとかレンズに書いて合ったらそれは絞り値や!

これは開放F値といって絞り(光を取り込む穴)を最大まで開いた時のF値のことなんや

つまり最小のF値がやな

「え?!なんで最小のF値やのに F3.5 – 6.3 みたいに幅があるの??」

って思うかもしれへん

これは左の値が一番広角にした時の最小のF値をあらわしてて

右の値が一番望遠にした時の最小のF値をあらわしてるんや!

つまり広角側では3.5が開放F値で、望遠側ではF6.3が開放Fになるわけやな

「え?ズームするかしないかで設定できるF値のは幅が変わるの??」

って疑問がありそうや 答えは「はい」やで!

一般的に開放F値が小さいほど、つまり絞りが大きく開くほど良いレンズって言われとる

「明るいレンズ」なんて言われる時もあるな

だいたい広角側のF値が2.8以下なら高級な明るいレンズという感じ

もちろん、レンズの性能は開放F値だけではないけど、かなり大きな要素の一つになっとることは確かや

明るいレンズの特徴

明るいレンズは重くなりやすく、高価になる代わりに、

写真に大きなボケを生み出して写真の表現力を高めることができるし、

写真の全体像を明るくすることができるんや!

つまり、シャッター速度を速くすることができる

まとめ

絞り値とはカメラの光を取り込む穴の開き具合を数値化したもので絞り値またはF値という

 

値が大きいとピントが合う範囲が広く写真が暗くなりやすい

 

値が小さいとピントが合う範囲が狭く写真が明るくなりやすい

絞り値の知識を頭に入れることで、いいレンズを判別でき、写真の表現に幅が出てくる!

一眼レフを買った後やレンズを買う時は絞り値に気を使うようにしよな!

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